現在日本で活躍中のパズル作家は100人から200人と推定していますがその中にはパズルの制作だけを職業にしている人とそうでない人とが居ます。一般の会社員とは違い時間の使い方は作家自身が自由に決めています。(夜、仕事をする作家さんは多いようですね)しようと思えばどこでも仕事ができる、まさに鉛筆と紙があれば即、仕事ができるのです。例えば電車の中でも病院の待ち合い室でもです。
パズルとして大事なのは正確なこと!ヒントに間違いがあってはいけないし曖昧な記憶でヒントにしてはいけません。例えばクロスワードではヒントの作り方に個性が発揮されます。
パズル作家の腕の見せ所といえばヒントでしょう。ヒントの面白さやアイデアは読者をくすりと笑わせたり「なーるほど!」と思わせたり、多少のウンチクで「へぇ~」と唸らせたり、話題になるような知識をヒントに入れたりする楽しみがあります。
パズル作家は雑学に通じていないとできない職業です。辞書や辞典などは、どの作家も数種類持っています。ネットの普及でラクにはなりましたがそれでも文字を扱う仕事だけあって辞書を開く回数は一般の方より多いでしょう。プロ野球年鑑やタレント年鑑なども重宝します。正確な情報や旬の話題もクロスワードのヒントとして大事なことだからです。 |